この派遣社員は手放したくない!派遣社員から正社員登用へのポイント

派遣社員とうい働き方には様々な意見がありますね。派遣社員から正社員、正社員から派遣社員とではものの見方が異なります。僕は派遣社員の経験はないけど、会社の中で正社員登用される派遣社員、あっさり契約解除される派遣社員の両方みてきました。

派遣社員は、仕事を選べる、時給が高い、休みが取りやすいなどのメリットがある一方、正社員登用を目標にするならネットにあふれるウソはきれいに忘れること。企業側のリアルな実情をお伝えしたいと思います。

派遣社員という働き方

派遣という働き方を選んでいる人には3種類います。

①専門能力を活かして高時給で働く派遣社員。時給は5000円以上にもなり正社員より高年収です。正社員として働くことは希望しておらずメリットもありません。
②プライベート充実させるため、できるだけ責任の軽い単純作業を希望する派遣社員。本人も生涯派遣という生き方をエンジョイしています。
③正社員になれなかったので仕方なく派遣で働いている派遣社員。責任とやりがいのある仕事を希望しており、チャンスがあれば正社員になりたいと思ってい
①②はそもそも派遣先も派遣社員も正社員になることを希望していません。

③は年収UP、将来の安定した生活、スキルアップが正社員になることで一瞬で実現できる。

無責任なマスコミやネットニュースが、終身雇用制度は崩壊、派遣社員の方が色々な仕事を経験できる、資格取得に時間が割けるのでスキルアップにオススメなんて嘘を垂れ流しています。現実は法律が変わらなければ終身雇用制度は維持されるし、重要な仕事は正社員に任せられるし、資格取得は派遣社員で働かなくてもできる。正社員になりたいのに派遣社員を選択するメリットはゼロです。

派遣社員から正社員登用される3つのポイント

仕事から逃げない

派遣社員の中には、仕事ができないのは義務教育レベルの勉強をサボったことが原因なのに、口を開けば「たぶんできないと思いますけど!!」「正社員と派遣社員の区別をはっきりしてください!!」という人がいます。最初から伏線を張り、仕事から逃げることで頭がいっぱい。

仕事から逃げない。その姿勢だけでめちゃくちゃ評価されます。信頼されればスキルがつく仕事を任されるし、正社員登用される可能性はグッと高まります。
たったこれだけのことで、他の派遣社員と比べて派遣先からの評価は上になります。

人事制度が柔軟なIT企業で働け

メーカーのようにコスト管理が徹底されている会社では、コストアップになる派遣社員の正社員化は本当に難しい。もちろんこのことは人事制度にもばっちり反映されます。そして派遣先の上司には正社員化の決定権はない。

比較的あたらしいIT企業は利益率が高いのでコスト管理も緩やかで、人事制度がガチガチになってないし、そのあたりはとっても柔軟。お友達を正社員として紹介・就職したら30万円支給なんて制度があるくらいだから。

せっかく正社員登用を目指すなら、IT企業はおすすめですよ。

年齢は30代前半まで

実力があれば40代、50代でも派遣で通用するはず!ある意味正論。人手不足の状況ならなおさらです。

でも実力のある派遣社員、あなたの周りにいますか?
本当に実力があればとっくに企業に引き抜かれて正社員になってるか、フリーランスとして月収100万円以上達成してますよね。

恐ろしいことに30代後半になると、正社員の採用は激減。終身雇用制度が維持されている日本では、ぴかぴかの職歴&資格&学歴がなければ派遣社員を正社員として雇用するメリットはありません。さらに大企業ほど、派遣社員のメンタリティと仕事内容を熟知しているし、新卒を雇ったほうが安いという厳しい現実があります。

夜間大学院で修士号をとる、
3年間だけ芸能活動をする、
30歳まで国家資格に挑戦する、

目標を達成するために期限を区切って派遣社員として働くのは素晴らしいこと。
忘れてはいけないことは、派遣先にとって年齢の高い派遣社員を正社員にするメリットは小さい。30歳までに生涯派遣社員として生きてゆくか、正社員を目指すか明確に決めましょう。

直接正社員を目指すのもあり!

派遣社員から正社員登用は派遣先の都合、景気の動向に大きく左右されます。リーマンショックの時は派遣社員の雇い止めが社会問題化しましたね。

景気がいいときは忘れてしまうけど、そもそも派遣社員は景気循環によって需要が変動する労働サービスを提供している。
リーマンショックで路頭に迷いそうな派遣社員が派遣先に契約更新しろ!!と詰め寄っている姿がテレビ映し出されていたけど、派遣社員ですら派遣のシステムをまったく理解できていない。

派遣でスキルアップの本当の意味は、正社員として入社できない会社へ派遣社員で潜り込む→必死にスキルを習得してキャリアアップ→一流企業に高年収で正社員就職じゃなかったのかなあ?!

厳しい現実だけど正社員になりたいのに派遣社員で働いているのは100%本人の責任。社会に文句を言っても何も変わらない。

僕が昔働いていた会社で、ITエンジニアとして働いていた派遣社員の女性は、転職エージェントに登録して3年間ずっと正社員の求人に応募してました。派遣社員としての仕事経験がなかなか評価されず、100社求人応募しても書類選考を通過するのは10社未満。結局2年間、1社も内定がもらえなかったそうです。

それでも諦めずに転職活動を続け、とうとう3年目に雇用環境の劇的な改善の波に乗り、中堅外資系企業のシステムエンジニア(年収600万円)として転職を成功させました。派遣社員という立場に不満をぶちまけるだけでなく、前向きに努力して突き進む彼女の姿、めちゃ格好良かった!!

僕は職歴なしのフリーターから転職を繰り返して、大企業への転職しました。全てが自分の実力じゃなかったけど、とにかくもがいてもがいて、生意気なこともたくさん上司に言ってきた。親会社の社員にバカにされても「いつかぶち抜いてやるぞ!!」そんな気持ちを持ってたんだ。

派遣社員であっても正社員の求人を紹介してくれる転職エージェントに登録できるし、どんなに大変でもチャレンジしないなんて大損!
僕も利用していた転職業界No1のリクルートエージェント、フリーター・未経験からの就職を徹底サポートしてくれるDYM就職はおすすめだよ。



派遣社員が派遣先で疎外感を感じる、仕事へのやりがいがない、いつまで働けるか不安だって???
そりゃ労働サービスを切り売りしてるだけだから当然だよ。悩んでるあなた、今すぐ鬼の行動力で自分の人生を変えてみませんか?



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